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健康マージャン4

お役立ち情報

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健康マージャン 4

 他の人が捨てた牌をもらう『鳴き』の方法

これまでの『健康マージャン1~3』ではマージャンをプレイする為の基本知識をおおまかにお伝えしてきました。
ここからは更に進んだ手法やルールをお伝えしていきます。

n-a-creation.hateblo.jp

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■ マージャンであがる為には、下記の2点をクリアする必要があります。

① 『4面子(メンツ)1雀頭(ジャントウ・アタマ)』という、ルール通りに揃えた3枚組の面子(メンツ)が4つに、完全に同じ牌2枚で作る雀頭(ジャントウ・アタマ)が1つの『完成形』を作る
② 有効な『役』が1つ以上ある


完成形1

■『三元牌(サンゲンパイ)』という「白(ハク)・發(ハツ)・中(チュン)」のどれか一種類の牌で、同じ牌3枚の組合せの刻子(コーツ)を作ると『 役牌(ヤクハイ)』という『役』になります。

他にも、対局が1巡目の「東場(トンバ)」なら「東」の牌で、2巡目の「南場(ナンバ)」なら「南」の牌で刻子(コーツ)を作っても、自分の席の『 自風(ジカゼ)』と同じ字牌(ツーハイ)で刻子(コーツ)を作っても『 役牌(ヤクハイ)』という『役』になります。

役牌

■ 初心者でも比較的にゲットしやすい『役牌(ヤクハイ)』という『役』ですが、同じ牌3つを自力で集めるのはなかなか大変です。
例えば『三元牌(サンゲンパイ)』の1つ『中(チュン)』 が自分の手元に2枚あったら、あと1枚『中(チュン)』があれば『役牌(ヤクハイ)』という『役』ができます。
実はそんなとき、他の人が『中(チュン)』を捨てたらそれをもらって『役』を完成させることができる『鳴き』という嬉しいルールがあります。

■『鳴き』には『ポン』『チー』『カン』という3つの種類があります。
① 『ポン』は完全に同じ牌3枚の組み合わせの『刻子(コーツ)』を作るときに使う
② 『チー』は同じ種類で連番3枚の組み合わせの『順子(シュンツ)』を作るときに使う
③ 『カン』は完全に同じ牌4枚の組み合わせ『槓子(カンツ)』を作るときに使う

『鳴き』のルール
① あと1枚で『刻子(コーツ)』や『順子(シュンツ)』や『槓子(カンツ)』が完成する状態でなければできない
※ 完全に同じ牌4枚の組み合わせの『槓子(カンツ)』を自力で作る『暗槓(アンカン)』の『鳴き』だけは例外
② 『刻子(コーツ)』を作る『ポン』と『槓子(カンツ)』を作る『カン』は誰からでも牌をもらえるが、『順子(シュンツ)』を作る『チー』は自分の左隣の人からしか牌をもらえない

③ 『鳴き』にはタイムリミットがあり、自分が欲しい牌を捨てた人の次の人が牌山(ハイヤマ)から牌をツモって不要な牌を捨てる前に宣言しないと『鳴き』は成立しない(欲しい牌を見逃してしまうこともあるのでご注意を!)
④ 『鳴き』をすると『立直(リーチ)』ができないので、他の有効な『役』がないと『完成形』ができあがってもあがることができない
※ 完全に同じ牌4枚の組み合わせを自力で作る『暗槓(アンカン)』という『槓子(カンツ)』の『鳴き』は、誰からも牌をもらっていない『門前(メンゼン)』の状態になるので、他の『鳴き』とは違って『立直(リーチ)』ができる

■『刻子(コーツ)』を作る『ポン』の手順
① 自分が欲しい牌を他の人が捨てたら「ポン」と宣言する

② 手元にある完全に同じ2枚の牌を倒して見せる

③ 他の人からもらった牌で完成した『刻子(コーツ)』を自分の右側の端にルール通りに並べる
※ 『刻子(コーツ)』は『鳴き』をして作ったものを『明刻(ミンコ)』といい、『鳴き』をしないで自力で作ったものを『暗刻(アンコ)』という

ポン

ポン並べ方


■『順子(シュンツ)』を作る『チー』の手順
① 自分が欲しい牌を自分の左隣の人が捨てたら「チー」と宣言する

② 手元にある『順子(シュンツ)』の材料となる2枚の牌を倒して見せる

③ 自分の右側の端に自分の手元にあった2枚の牌を並べ、その左側に自分の左隣の人からもらった牌を横にして並べる

チー

チー並べ方


■『槓子(カンツ)』の種類
字牌(ツーパイ)でも数牌(シューハイ)でも作れる、完全に同じ牌4枚の組み合わせの『槓子(カンツ)』には3つ種類があります。
① 『暗槓(アンカン)』

完全に同じ牌4枚を自力で集めて作る『槓子(カンツ)』
② 『大明槓(ダイミンカン)』
既に手元にある、自力で作った完全に同じ牌3枚の組み合わせの『刻子(コーツ)』に、『鳴き』をして誰かから同じ牌を更に1枚もらって作る『槓子(カンツ)』
③ 『小明槓(ショウミンカン)』

『鳴き』をして誰かから牌を1枚もらって作った完全に同じ牌3枚の組み合わせの『刻子(コーツ)』に、牌山から自分でツモった同じ牌を更に1枚加えて作る『槓子(カンツ)』
※ 『小明槓(ショウミンカン)』は『加槓(カカン)』とも呼ばれる

 

カン1

カン2


■『暗槓(アンカン)』の手順
・ 完全に自力のみで作る『暗槓(アンカン)』は誰からも牌をもらっていない『門前(メンゼン)』の状態となるので、「カン」と宣言しても他に『鳴き』をしていなければ『立直(リーチ)』もでき、他の『役』の点数も減りません。
・ 完全に同じ牌が手元に4つあっても下記の手順で『鳴き』をしないと『暗槓(アンカン)』は成立しません。
① 既に手元に自力で集めた完全に同じ牌が4枚ある状態で自分の順番がきたとき、または自分の順番で牌山(ハイヤマ)から『槓子(カンツ)』を完成させる牌をツモって完全に同じ牌が4枚になったときに「カン」と宣言する
② 『槓子(カンツ)』となる4枚の牌を倒して見せる
③ 完成した『槓子(カンツ)』を自分の右側の端にルール通りに並べる
④ 『王牌(ワンパイ)』の『ドラ』の左側にある4枚の『嶺上牌(リンシャンハイ)』から左端の1枚をツモる
⑤ 『王牌(ワンパイ)』の『ドラ』の右隣にある牌、『カンドラ』というボーナスアイテムを『王牌(ワンパイ)』の前に座っている人がめくって見えるようにする

⑥ 『カンドラ』というボーナスアイテムを見た後で、自分の手牌から不要な牌を1枚捨てる(切る)
※ 『暗槓(アンカン)』の場合のみ『カンドラ』というボーナスアイテムを見てから自分が捨てる不要な牌を決めることができる

■『大明槓(ダイミンカン)』の手順
・ 手元にある自力で作った完全に同じ牌3枚の組み合わせの『刻子(コーツ)』に、誰かから同じ牌を更に1枚もらって『大明槓(ダイミンカン)』を作るには、下記の手順で『鳴き』をします。
① 『槓子(カンツ)』を作る為に自分が欲しい牌を他の人が捨てたら「カン」と宣言する
② 既に手元にある自力で作った『刻子(コーツ)』を倒して見せる

③ 他の人からもらった牌を合わせて完成した完全に同じ牌4枚の組み合わせの『槓子(カンツ)』を、自分の右側の端にルール通りに並べる
④ 『王牌(ワンパイ)』の『ドラ』の左側にある4枚の『嶺上牌(リンシャンハイ)』から左端の1枚をツモる
⑤  自分の手牌から不要な牌を1枚捨てる(切る)

⑥ 『王牌(ワンパイ)』の『ドラ』の右隣にある牌、『カンドラ』というボーナスアイテムを『王牌(ワンパイ)』の前に座っている人がめくって見えるようにする
※ 『暗槓(アンカン)』の場合と違い、『カンドラ』というボーナスアイテムを見てから自分が捨てる不要な牌を決めることはできない

 

カン並べ方1

カン並べ方2


■『小明槓(ショウミンカン)』の手順
・『鳴き』をして誰かから牌をもらって既に作ってある完全に同じ牌3枚の組み合わせの『刻子(コーツ)』に、牌山(ハイヤマ)から自分でツモった同じ牌を更に1枚加えて『小明槓(ショウミンカン)』を作るには、下記の手順で『鳴き』をします。
① 既に『鳴き』をして作った『刻子(コーツ)』と同じ牌を自分の番で牌山(ハイヤマ)からツモって、完全に同じ牌が4枚になったら「カン」と宣言する
② 既に自分の右端に置いてある『刻子(コーツ)』に、自分がツモった牌を加えてルール通りに並べる

③ 『王牌(ワンパイ)』の『ドラ』の左側にある4枚の『嶺上牌(リンシャンハイ)』から左端の1枚をツモる
④  自分の手牌から不要な牌を1枚捨てる(切る)

⑤ 『王牌(ワンパイ)』の『ドラ』の右隣にある牌、『カンドラ』というボーナスアイテムを『王牌(ワンパイ)』の前に座っている人がめくって見えるようにする
※ 『暗槓(アンカン)』の場合と違い、『カンドラ』というボーナスアイテムを見てから自分が捨てる不要な牌を決めることはできない

カン並べ方3

カン並べ方4


■『槓子(カンツ)』を作る『鳴き』のルール
① その対局で既に『槓子(カンツ)』を作る為の『鳴き』が4回されていたら、それ以上は誰も『カン』はできない
② 『槓子(カンツ)』となる牌が手元に4枚揃ったとしても『カン』という『鳴き』をして『槓子(カンツ)』を作らずに、『刻子(コーツ)』1つと『順子シュンツ)』のパーツ1枚として使ったり、不要な牌として捨てたりもできる
※ 1つ『槓子(カンツ)』を作るごとに手牌は1枚増える

■『鳴き』と『ロン』の優先順位
① 『鳴き』よりも『ロン』が優先される
② 『ポン』『チー』『カン』の宣言が同時だった場合は『ポン』と『カン』が優先され、『ポン』と『カン』では早い方の宣言が優先される
③ 『ポン』と『カン』の宣言が『チー』の宣言よりも明らかに遅かった場合、一般的には『チー』優先される

■ 初心者におすすめの『鳴き』のコツ
『鳴き』をすると成立しない『役』もあるので、あがる為には確実に有効な『役』が必要となります。
そこで、初心者におすすめのあがり損ねない『鳴き』のコツを3つご紹介します。
① 『役牌(ヤクハイ)』という『役』が既にある場合は、存分に『鳴き』をして牌がもらえる
② 『役牌(ヤクハイ)』を作る為に『ポン』をすれば、その時点で『役』ができるので、それ以降は存分に『鳴き』をして牌がもらえる
③ 『数牌(シューハイ)』の2から8までの牌だけで『完成形』を作ると『タンヤオ』という『役』になるので、それを目指して『鳴き』をして牌をもらいながら『面子(メンツ)』と『雀頭(ジャントウ・アタマ)』を作っていく

タンヤオ


■『鳴き』のメリット
① 欲しい牌を誰かにもらった方が自力で集めるよりも早く『役』や『完成形』ができあがる
② どのタイミングであと1枚で『完成形』ができあがる『聴牌(テンパイ)』の状態になっているか他の人にわかりづらい
③ 『カン』をした場合は『カンドラ』というボーナスアイテムが増える
※ 『カンドラ』は全員に対して有効な為、他の人がそのボーナスアイテムにより高得点であがるというリスクも伴うので、あえて『槓子(カンツ)』を作らない選択もある

■『鳴き』のデメリット
① 『暗槓(アンカン)』以外の『鳴き』をした場合は『立直(リーチ)』ができない
② 『鳴き』をすることで『役』の点数が減る場合もある

■『鳴き』の注意点
① 『鳴き』をしてできあがった『刻子(コーツ)』『順子(シュンツ)』『槓子(カンツ)』は、どの人から牌をもらったのかがわかるようにきちんとルール通りに並べる
② うっかり『立直(リーチ)』をしないように気をつける
③ 『鳴き』をすると成立しない『役』があるので、『役』と『完成形』を作ったつもりでもあがれない場合がある
④ 『鳴き』が成立したら『鳴き』をした次の人に順番が移動するルールなので、順番を間違えないように気をつける
※ 周りの人の『鳴き』によって自分の順番がしばらくとばされ続けるということもあります・・・

ここまでが『鳴き』についての説明となります。
ざっくりとした内容ですが、皆様の更なる興味のきっかけや参考になれば幸いです。
楽しみながら脳と心身を元気にする『健康マージャン』は、おそらくサークルや団体によって取り入れているルールが多少違うので、確認するのが良いと思います。
実際にプレイをしているとうっかり間違えることが意外とあり、それが反則になってしまう場合もあります。
次回は、初心者でも快適にプレイができるよう「一応これは押さえておいた方が安心かも」というポイントなどをお伝えしたいと思います。
『健康マージャン』はコミュニケーションをとりながらの脳トレが主たる目的なので、優しさと笑顔が溢れる居心地の良い場所であって欲しいと思います (*^▽^*)

 

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